つらい腰の痛みに救いを!腰痛予防・改善~伸展型腰痛の対策~
本日も引き続き腰痛についてお話しさせていただきます。
伸展型腰痛って何?という方はこちらをお読みください➡︎腰痛の型
①伸展型腰痛の原因
主に腸腰筋や大腿筋膜張筋と呼ばれる股関節を屈曲(曲げる)させる筋肉の短縮・緊張と、腹筋(特に腹横筋)の筋力低下が関わっています。
股関節を屈曲させる筋肉が短縮・緊張する事で骨盤が前傾します。伴って腰椎(背骨の腰部分)が前弯(反る)する事で腰部に負担が強くなります。
腹筋の筋力低下は腹横筋と呼ばれるインナーマッスルの筋力低下が大きく関わっています。腹横筋は、腹部を横に筋繊維が走行しており、力を入れることで腹圧が高まります。腹圧が高まることで背骨の安定性が上がり、腰部の負担が軽減します。
②伸展型腰痛の対策
腸腰筋と大腿筋膜張筋のストレッチと腹横筋の筋力強化が重要になります。
《腸腰筋・大腿筋膜張筋のストレッチ》
ちょうどいいフリーイラストがあったので、引用させていただきました(笑)
《腹横筋の筋力強化》
1.両手両足を肩幅に開く
2.両肘・両膝で体を支える
3.身体が一直線になるように保持する
プランクと呼ばれる体幹トレーニングですが、見かけによらずかなりキツイ運動になります。最初は10秒程度から始め、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
この運動がしんどいという方は、仰向けになって深呼吸しお腹をしっかりへこませる事でも腹横筋は鍛えることができます。そちらから始めてもいいと思います。
③伸展型腰痛のとりやすい姿勢
腸腰筋と大腿筋膜張筋は骨盤の前傾に働く筋肉です。骨盤が前傾することで、臀部が後ろに出っ張ったり、反り腰となりやすいです。また、太ももが張りやすい人もおられます。
伸展型腰痛に関してはここまでとさせて頂きます。
何かわからないことがあれば、ツイッターのDMまでお願いします。
次回は回旋型腰痛についてご説明します。
↓ブログ村ランキングに参加しています。よければクリックお願いします。