素人による絵が上達するための模写
今回は少し話は変わりますが、昔趣味でやってた模写についてお話しします😊
※あくまで素人がやってる、素人でもそれなりにできる模写です。使用道具はシャーペンと消しゴムのみ。
模写は絵を練習する上で、多くの方がやったことあると思います。模写を繰り返すことで、絵は上達してくるのですが、意味のない模写を行なっていると絵はなかなか上達してきません。そこで、私が昔に取り入れた、当たり前の技法…それでいて重要なことを紹介します。
まず最初にこちらをご覧ください
今から約3年半前特になんの知識もなく書いたAngel Beats立花奏の模写です。雑というのもあるんですが、顔の位置や輪郭、髪の位置などが、常に想定した場所とずれてくるため、違和感だらけの模写となりました。
次にこちらをご覧ください。
当ブログのトプ画にもなっている、問題児が異世界から来るそうですよ?黒うさぎの模写です。(少し明るさ調整してます)
この時にはある一つの技法(模写や絵を描く人にとっては当たり前の事)を取り入れて書いたものです。ちなみに書いたのは立花奏を描いてから1、2ヶ月程度です。
この時に取り入れた技法は「アタリ」と言われています。
「アタリ」とは、大まかに全体の位置関係を、描くというものです。
例えば、頭の幅は肩から見てどの辺までなのか、手首の位置はどの高さ(肩・腰・脚)など、位置関係を明確にしていきます。
実際に私のアタリが↓になります。
ここで全体像を大まかに把握します。画像は少し詳細に描きすぎていますが、もっと簡略化した輪郭だけで問題ありません。この後に肉付けしていく作業に入ります。
肉付けしていく際に、僅かな誤差は生じてきますが、最初に位置関係をとっていることで、修正が容易になります。
肉付けができてくると、着色に移っていきます。
私はこのようにして模写を行なっていました😊
あくまで素人のやり方なので、プロを目指している方にはあまり役に立たないと思います。しかし、「アタリ」をとることで、趣味で描くレベルであれば、私の立花奏の模写から1、2ヶ月で黒うさぎの模写程度までは上達することができました。
絵を練習してる方で、模写がうまくいかない人は「アタリ」をとることから始めてみてはどうでしょうか?😊